神は世界の回復の過程で日本に偉大な使命を与えておられる3


日の丸の国旗で、○は天照大神を表す陽、□は地を表す陰で、陰陽が調和している。

全国の神社は多神教の神を祭る表神道(陽)に依拠しているのに対して、伊勢神宮の内宮だけは十字架についた天照大神を祭る裏神道の唯一神信仰(陰)に依拠している。(*)

開けた扉は、閉めなければならない。上がった太陽は沈まなければならない。朝があり、夕があり、一日。

八咫烏が明らかにする神道の奥義は、陰陽思想に基づいている。

私は、以前から、中国や日本の陰陽思想は聖書に由来すると考えてきた。

神道の中枢には迦波羅(カバラ)があり、迦波羅の使い手を漢波羅(カンバラ)という。

やはり、神道の思想はユダヤから来ていたのだ。(**)

最も内奥にあるべき真理(陰)は、誰の目にも見えるところ(陽)に隠す。

神道が、(陰を陽の中に隠し、陽を陰の中に隠すという)このカバラの方法を採用しているとすれば、神社の祭りで必ず登場する「御輿」は、最内奥の真理の表現ではないだろうか。

つまり、日本の最も奥深い部分に契約の箱が隠されていることを表現しているのではないだろうか。

そうでない限り、御輿のあれだけの露出と釣り合いが取れない。

陽の度合いが激しければ激しいほど、陰の度合いも激しい。

そう考えると、飛鳥氏の仮説「伊勢神宮の内宮の地下宮の十字架の下に契約の箱が安置されている」は事実であるように思えてくるのだ・・・。


(*)
「一と多」が表現されているようにも思える。

(**)
日本という国がキリスト教の核心的部分に関わっているというと、「そんなバカな。キリスト教の中心はアメリカやヨーロッパでしょう。」という対応が返って来るのも無理はない。

現代人は、聖書の陰陽思想になれていないからだ。

神はイスラエルの救い手となるべきモーセを、パロの娘に育てさせ、敵の真中に隠された。

イスラエルの王として来られるメシアを、ナザレという田舎町に隠された。

アメリカやヨーロッパなどはっきりとキリスト教思想によって影響を受けた陽の地域があれば、キリスト教とは無縁に思える陰の地域があってよい。

神は、最も重要なものを、敵の手から守るために、誰も見向きもしないこのような土地の中に隠されたとしても言いすぎにはならないだろう。

 

 

2004年10月18日

 

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