イルミナティと外交問題評議会2


イギリスにおけるイルミナティの類似組織は、「イギリス国際問題研究所」である。似たようなイルミナティの組織がフランスやドイツ、他の国々で、異なる名前で活動している。そして、CFRを含むこれらのすべての組織は、非常に多くの下部組織や前線組織を作り出してきた。それらは、様々な国々の活動のあらゆる局面にかかわり、その奥深く浸透しているが、これらの組織の活動はことごとく、国際銀行家たちの操作とコントロールのもとにあり、彼らもまたロスチャイルド家の支配下にある。

ナポレオン戦争において、ロスチャイルド家のある支部は、ナポレオンに資金を提供し、別の支部は、イギリス、ドイツ、その他の国々に戦費を供給した。

ナポレオン戦争の直後に、イルミナティは「すべての国々は、戦争によって窮乏・疲弊しているので、どんな解決法でも喜んで受け入れるだろう」と考えた。ロスチャイルド家の傀儡どもは、いわゆるウィーン会議を開き、会議の中で最初の国際連盟を創設しようと試みた。これは、彼らによる世界政府の最初の試みであった。彼らは「ヨーロッパ諸国の政府のトップたちは、我々に大きな負債を背負っているので、我々の手下となることを進んで、もしくは、いやいやながらでも受け入れるだろう」と踏んでいた。

しかし、ロシア皇帝は、そこに計略の臭いをかぎつけ、それを完膚なきまでに破壊した。当時ロスチャイルド王朝の主であったネイサン・ロスチャイルド家は烈火のごとく怒り「いつの日か、私か私の子孫は、ツァーとその家族を破滅に追い遣ってやる」と誓いを立てた。その誓いは、1917年に[訳注:つまりロシア革命]子孫によって実行に移された。

この点で、念頭においていただきたいのは、イルミナティは事を行うに際して短期的な視点に立たなかったということだ。通常、あらゆる種類の陰謀家は、自らの目的をその生涯のうちに達成することを期待するものだが、イルミナティの場合は違う。たしかに、彼らもその目的を自分の生涯の間に実現することを願っているのだが、イルミナティは、「ショウを続けよ」との言葉どおり、非常に長期的な視点に立って物事を実行している。数十年もしくは数世紀かかかろうがお構いなしだ。彼らは陰謀を実現するまで、自分の子孫をその仕事に捧げ尽くす。

さて、話をイルミナティの誕生に戻そう。アダム・ワイスハウプトは、キリスト教を捨て、サタン的陰謀に荷担するまで、イエズス会で訓練を受けた教授としてエンゲルストック大学で教鞭をとっていた。当時金貸し業を営んでいた新興のロスチャイルド家が、あの古くから伝えられていたシオン議定書を改訂し、その現代版を作るために彼を雇い入れたのは、1770年のことだった。シオン議定書は、そのはじめから、次のような目的を持っていた。すなわち、イエス・キリストが「サタンのシナゴーグ」と名づけた世界の究極的な支配の座を獲得し、サタン的な独裁によって引き起こされる破局の後に生き残るであろう人類の一部に対して悪魔の思想を押し付けること、である。

ワイスハウプトは、その作業を1776年5月1日に終了した。読者は、なぜ今日まで、すべての共産主義国にとって5月1日が偉大な日として祝われているか、これでお分かりだろう(5月1日は、アメリカ法律家協会が「法律の日」として定めた日でもある)。ワイスハウプトが計画を作成し、それを実行に移すために正式にイルミナティを設立した日こそ、1776年5月1日であった。

この計画では、すべての既存の政府と宗教は破壊されねばならなかった。この目的を達成するために、ワイスハウプトが「ゴイズム」(つまり人間家畜)と名づけた大衆は、あらゆる政治的・社会的・経済的、その他の問題において、対立する陣営に分断されねばならず、その陣営の数は時間が経つにつれてますます増えつづけなければならなかった。これこそまさに、わが国が体験している現状である。

対立する陣営に武器を与え、互いに戦わせ、弱らせ、その国民政府と宗教的組織を徐々に自滅に向かわせなければならない。もう一度言うが、これもまさに世界が体験している現状である。

ここで、イルミナティの計画の主要な特徴を強調しなければならない。彼らの世界支配の青写真である「シオンの長老の議定書」が発覚し、衆目にさらされるようになった場合には、彼らは、疑いの目を自らからそらすために、すべてのユダヤ人を地球上から消し去るだろうということである。

もし読者がこれを聞いてあまりにも過激だと感じるならば、彼らが、自らリベラルな社会主義者であったヒトラーを擁立し、60万人のユダヤ人の焼却処分を許したことを思い起こして欲しい。ヒトラーは、堕落したケネディ、ウォーバーグ家、ロスチャイルド家から資金提供を受けていた。

さて、なぜこの陰謀家たちは、自らの悪魔的組織の名称として「イルミナティ」という言葉を選んだのだろうか。ワイスハウプト自らが「この言葉は、ルシファーから来ている」と述べた。ルシファーとは、「光を持つ者」という意味である。

彼は、精神的な能力を持つ者たちに世界を支配させ、すべての戦争を防止させるために、世界統一政府を作ることこそ目的であるという。これは嘘である。彼は「地上の平和」という言葉を餌として用いる。これはまさに、国連を設立するために1945年に陰謀家たちが用いた「平和」と同様の餌である。この餌を用いて――繰り返すが、ロスチャイルド家の資金に基づき――ワイスハウプトは、2千人ほどの追従者をリクルートした。その中には、芸術や文学、教育、科学、金融、産業の各分野における最も知的な人々が含まれていた。

その後彼は、「大オリエントのロッジ」という名のメイソン・ロッジを設立し、秘密の本部とした。さらに繰り返すが、これもすべて、ロスチャイルド家の命令によるものである。

ワイスハウプトの活動計画において、自らの目的を達成するために、イルミナティは、以下のことを実行しなければならなかった。すなわち、あらゆる政府の様々なレベルにおける高い役職に着いている人々を支配するために、金銭的及び性的な賄賂を利用すること。

ひとたび影響力のある人々が、イルミナティの嘘や騙し、誘惑に乗るや、彼らは、自分及び家族のメンバーに対する政治的、他の形の恐喝、経済的破壊の脅し、秘密の暴露、金銭的損害、殺害の脅しによって、がんじがらめに縛られることになる。どれだけ多くのワシントンの現政府にいる最高位の高官たちが、CFRによるまさにこの方法によって操作されていることか。どのくらい多くの、国務省、国防総省、その他の連邦機関、ホワイトハウスで働く同性愛者がこの方法で支配されていることか。


http://www.illuminati-and-911.com/dcontent/9251

 

 

2007年8月13日

 

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