ケインズとケインズ主義者の無責任


今国会でああだこうだ言っている自民党も民主党も、経済政策はケインズ論である。どちらが政権をとっても同じことをやるので意味がない。

解決はケインズから離れることだ。それ以外にはない。

ケインズの理論は反聖書的であり、反カルヴァン主義である。

ラッシュドゥーニーは、著書Law and Libertyの中で、ブルース・ゴールドマン、ロバート・フランクリン、ケネス・ペッパーによるYour Check is in the Mail: How to Stay Legally and Profitably in Debt(あなたの小切手は郵送中−負債を合法的に利得に変える法)を紹介している。

彼らは、聖書に真っ向から対立する借金の方法を公然と提唱し、出エジプト記22章25節の解説の中で次のように述べた。


このときから数年のうちに、人類は驚くべき道徳的進歩を遂げた。いまや高利は美徳となり、償わなくてもよい唯一の罪と見なされている。
(Bruce Goldman, Robert Franklin, Kenneth Pepper: "Your Check is in the Mail," p.18. New York: Warner Books,(1974)1976. p.31)
http://www.path.ne.jp/~millnm/tax.html
 
著書は、「超過支出の父、ジョン・メイナード・ケインズ」に献上されており、最初の章のタイトルは、「ジャン・カルヴァンは1654年に死んだ。しかし、残念なことに、彼の倫理は今も生き続けている」である。

この章は次のような言葉で締め括られている。

支払いの遅延は不道徳でも非合法でもない。

何を隠そう、これは合衆国政府や、財界、そして多くの頭の回転の良い人々が実行していることだ。

このような超過支出は最終的に破滅に至るのだろうか。

この著者たちは、ケインズの言葉を引用してこう答える。

結局、我々は滅びるのである。

と。

このように、我々がケインズ理論について知識を得れば得るほど、この理論がいかに無責任な人々によって衝動されているかが分かるだろう。

ケインズ自身、非常に無責任なことを論敵ハイエクに語ったという。

以上は、『一般理論』の正確な要約である。これは、彼の当時最大傑作『貨幣論』(1930年)の正確な要約ではなかった。とにかく、ケインズの主要なライバルであった32歳のオーストリア移民F・A・ハイエクは、経済誌『エコノミカ』において『貨幣論』を完膚なきまでに粉砕した。そのため、ケインズはハイエクに対して個人的にこう述べた。「ああ、気にしないでくれ。私はもうあれはまったく信じていないから。」と。
http://www.lewrockwell.com/north/north773.html

実際のところ、ケインズが『貨幣論』を捨てたことを誰も知らない。

学生たちはケインズを学んで、社会に出て、その理論を実践する。

その結果が今日の破局だ。

 

 

2009年10月29日

 

ツイート



 ホーム

 



millnm@path.ne.jp