死につつあるディスペンセーショナリズム


Darby, Dualism, and the Decline of Dispensationalism (ダービー、二元論、そして、ディスペンセーショナリズムの衰退)という本が出版された。著者は、ロナルド・M・ヘンゼル。

http://www.wheatmark.com/merchant2/merchant.mvc?Screen=PROD&Store_Code=BS&Product_Code=1587361337から以下引用。

解説:

「レフト・ビハインド」や「地球最後の日」のような終末予言本がベストセラーとなっているが、1980年代中ごろからその神学的な基礎がぐらつきを見せている。 ディスペンセーショナリズムを宣伝するために設立された学的機関のいくつかがこの立場から離れつつあるのだ。

伝統的なディスペンセーショナリストからの反撃も空しく、多くの学者たちが「進歩的ディスペンセーショナリズム」という新しい考えを唱えつつある。また、中には契約神学者に鞍替えする学者もいる。

この傾向が続けば、我々は、福音的クリスチャンの中で伝統的なディスペンセーショナリズムを信じている人々がわずかしかおらず、それを唱える人々の声がほとんどもしくはまったく聞かれなかった19世紀の状況に立ち戻ることになるだろう。・・・

書評

“ディスペンセーショナリズムは、今日の福音主義に大きな影響を与えてきたが、現在大きな変化を経験しつつある。現在の状況を探るには、その起源を調べる必要がある。ヘンゼルの卓越した、注意深い研究に基づく本著は、多くのあいまいだった事柄に明確な光を与えており、この問題に関心を持つすべての人々にとって必読書である。”

- イリノイ州ホィートン大学神学大学院教授ウォルター・A・エルウェル博士

 

 

2007年9月4日

 

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