聖書の6日創造説に立つ以外に世界を救う方法はない



「神話」とは、ある文化が、歴史に打ち勝ち、時間の力と破壊を否定し、宇宙を人間に従わせようとする試みである。

神話は、歴史への憎しみを顕わにする。歴史を見ることによって、我々は、人間を超えた力が世界を動かし、人間を裁いていることを知る。

歴史は我々の上に重くのしかかる。歴史は、不可避的に倫理的であり、善と悪の継続的な戦いが進行していることを示している。そして、人間は劇の役者であって、脚本家でも監督でもないということを明示している。

人間はこの事実を嫌っている。…時間とともにますます明らかになりつつある神話の目標は、歴史の破壊であり、人間を宇宙の新しい統治者の座に据えることである。
(R.J. Rushdoony, The Mythology of Science (Ross House Books, 2001), p.6)

これは、ラッシュドゥーニーが1967年に著した『科学の神話学』という名の本の抜粋である。

ここにおいて著者は、現代科学が、進化論という神話に基づいて成立していると述べている。

歴史を見れば、この世界が神の御手によって導かれており、善と悪との戦いの場所であることは明らかである。

しかし、人間はこの現実を見ようとしない。現実を避けるために、彼らは進化論という嘘を信じるようになった。

キリスト教と進化論は対立する2つの異なる世界観であり、妥協は許されない。

進化論は罪人に都合のよいパラダイムを提供するので人気がある。我々は、進化論の非科学性を暴くこともできるが、しかし、主要なターゲットは罪深い人間理性が作り出した理屈にあるのではなく、全能の神が恵みによって我々に与えてくださった啓示にある。

聖書の6日創造説にしっかりと立つ以外に、現代の虚構と、それを用いるサタンによって滅びへと導かれている世界を救う手立てはまったくない。

 

 

2005年4月30日

 

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