的外れなキリスト教


> 昨日、TV東京の番組「カンブリア宮殿」で取り上げた
> 2009年1月19日放送「志位和夫が語る“ルールある資本主義”とは」
> を放送しておりました。
> 派遣切り捨て解雇と格差社会による不安な社会情勢もあってか若者
> 人気が上昇し入党希望者と入党者が増大しているそうです。

危険な傾向です。
共産主義には解決はまったくありません。
共産党に政権をとらせて大きな政府をつくれば、また国家支配が強化され、さらなる搾取が待っています。
解決は、小さな政府しかない。
小さな政府にして、税金を安くして、企業の活動への手かせ足かせを取れば、経済はよりよく回る。
そして、格差は拡大するが、全体が底上げされるので、貧しい人々が救われる。
「格差拡大悪者説」は共産主義のプロパガンダであり、共産主義の独裁政権を作るための騙しです。
自由には失敗が必ず伴うので、成功者と失敗者の差が大きくなる。
これで社会が活気を失うかというと逆です。
社会が楽しく活気に満ちたものになる。

オリンピックと同じです。ルールが不正で、勝者の獲得したポイントを敗者に加え、できるだけ差をなくしようとすると、ゲームがつまらなくなります。

お笑い芸人の世界は厳しい。昨年人気のあったタレントが今年鳴かず飛ばずになり、人気を失ってついに廃業するなんてことはざらです。

成功して金をもうけているのは、さんまとかタモリ、ビートたけし、ダウンタウンなど氷山の一角。あとは失敗する。

だからと言って、芸人の世界が暗くて不幸でつまらないかというと、そうではない。

なぜならば、失敗しても、あきらめがつくからです。「自分には努力、才能、技術、センスが足りなかった」と自分の責任として受け止めることができる。

同じように、会社が努力し、成功した分だけ、どんどん見返りがあり、成功によって大きな報酬があれば、人々はそれを目指して頑張ります。社会は、やる気を回復する。

しかし、累進課税制度によって、成功しただけ大きなハンディを負わされるならば、やる気は奪われる。

「努力してもしなくても同じじゃなぁ」と考える。

格差がなくなることが美徳であるかのように考えるべきではない。

みんな共産主義のプロパガンダに騙されている。


> 残念ながらキリスト教会のリバイバル等のエンターテイメントショ
> ーより人気があるそうです。

エンターテイメントショー型のキリスト教は、現実からあまりにも乖離しており、内輪の慰めでしかないから人気がない。

キリスト教は、現実の生活に対して回答を備えていなければならない。
だから、聖書だけではなく、現実世界の構造に関する知識と問題の解決法も我々は提供しなければならない。

> 日本共産党の志位委員長は派遣切りを行っているトヨタをはじめと
> する大企業に対し解雇撤回要求をしておりますが、ショーに酔って
> いるキリスト教会は何もしておりませんね。
> その内、罠と分からず騙されて、これらの偽物にお株を奪われて行
> くような形になるのでしょう。
> しかし、所詮、偽物は偽物で、おかしなクリスチャンと共に裁きが
> 待っていると思います。

そうですね。
共産主義は、神の代役をやろうとしている。
個人と教会に属する福祉を国にやらせて、彼らのお株を奪おうとしている。
国の福祉の背後にはサタンがいますから、結局救いにはならない。

教会はきちんと代替案を示して、人々を神のほうに導くべきなのに、それをしていない。
完全に敵に騙されて、的外れなことをやらされている。

役に立たないので、捨てられる運命にあるといえます。

 

 

2009年1月21日

 

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