ワールドカップに見る神の働き


サッカー日本代表が予選を突破した。

ドイツ大会から、役者不在で、サッカーはあまり見ていなかったが、見ていて十分に手ごたえを感じた。

いつも感じるのだが、日本人に優秀なフォワードがいないのは、日本人の集団志向にあると思う。

少々傲慢なくらいでないとフォワードは務まらない。

自身を持ってプレーする選手が現れれば、ポスト前でもすごい仕事ができると思う。

ベスト4が目標ということだが、ぜひ優勝を目指してほしい。

そのくらいの意気込みがないとベスト4にもたどりつけない。気後れをすると、実力が発揮されないので、目標は自分の実力の一歩前に設定するべきだ。

今までの日本サッカーの歴史を見ると、本当に神が働かれたと感じる。

93年にJリーグができて、すぐにワールドカップ出場が手に入りそうだった。しかし、ドーハの悲劇。

手痛い挫折の後に97年に出場決定。しかし、全敗で予選敗退。

日韓共催の際に、予選突破したが、韓国がベスト4に。実質、日本のベスト16の栄光はかき消された形になった。

ドイツ大会では予選敗退。

そして、今回予選突破。

神は、日本にすぐには栄光を与えてくださらない。

何かを達成しようとすれば、そこに常に失敗が伴う。

なぜならば、人間は傲慢になりやすいから。すんなりと行くと、世の中をなめることになる。

努力する人間に神は助けを与えてくださる。

しかし、失敗を覚悟しなければならない。

人格的に整えられないと、成功は与えられないからだ。

優勝するには優勝するなりの資質が伴わなければならない。

それは、「驕らない」という資質だ。

 

 

2010年6月26日

 

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