再建主義は黄金の千年期のさきがけである


キリスト教再建主義の働きは、2000年の異邦人の時代の終焉と関係している。

異邦人の時代は、「自然法的キリスト教」の時代であった。

異邦人がキリスト教を担ってきたこの2000年間、聖書法は無視されてきた。

カルヴァンにおいて回復されたが、しかし、それでも自然法に対する愛着は取れなかった。

ローマ・カトリックは、もはやキリスト教ではなく、自然法主義キリスト派のようなものだ。

土台が自然主義なのだ。

そして、今の一般のキリスト教はたいしてローマ・カトリックと変わらない。

我々が聖書法を提唱すると、「自然法で何が悪い?ノンクリスチャンの自然理性だって統治ができる」と反論する。

世俗の世界では、デカルト→カント→ダーウィン→共産主義が、ヒューマニズムを完成させ、「聖書啓示などいらない」としたので、悪魔化が徹底して進んだ。

異邦人キリスト教の時代は、啓示を拒否し、聖書法を嫌って、すべてキリストに属するものをかなぐりすてて悪魔の領域に入り込んだ。

TVでたくさん登場するホモやオカマ。

神の秩序に対する挑戦。転覆。革命。

同性愛は、反キリストの象徴的現象だ。

同性愛が蔓延した社会に残されているのは、ただ裁きのみ。

ソドムとゴモラのように火で焼き滅ぼされるしかない。

自然啓示、自然法、自然理性。

程度は違えど、こういったものを最高権威としてあがめてきたのが異邦人キリスト教の時代の特徴である。

異邦人キリスト教の時代が終わろうとしている。

これからは、ユダヤと異邦人の同時祝福の時代である。

だから、再建主義において律法が回復したのだろう。

これは、世界の回復、復活、繁栄のさきがけである。

何年か経てばもはや自然主義キリスト教は消えるだろう。

こちらがメインになるだろう。

神は一時的にサタンの攻撃を許しておられる。

最後のあがきだ。

サタンの反逆が頂点に達したときに、裁きが行われるだろう。

一瞬のうちに彼らの業は崩壊するだろう。

バベルの塔は崩壊する。

おそらく、ニューヨークに建つ予定のワン・ワールド・トレードセンターは、現代のバベルの塔となるだろう。

このビルが崩壊し、異邦人の時代が終焉した後に、ユダヤ人と異邦人が合体して一つの教会を形成する黄金の千年期が到来するだろう。

 

 

2010年9月9日

 

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