物部氏が封印された理由6


日本にはどうやら同じ一つの実体を2つに分けて、一方を表に出し、他方を裏に回すという手法があるようだ。

同じ神道派であった藤原氏と物部氏。

藤原氏が物部氏を迫害したということになっているが、もしかして両者合意の上で、藤原氏が前面に、物部氏が背面に回ったのかもしれない。

藤原氏を動かしていたのは、物部である賀茂氏だったから。迫害された人が迫害する人をコントロールするというのはおかしな話である。

カゴメ唄は以上のことを歌ったのかもしれない。次のような解釈はどうだろうか。

1.「籠の中の鳥はいついつ出やる」は、「あえて陰に回った物部氏はいつ前面に出るのか」という意味。籠は、籠神社とすると、鳥とは物部氏。

2.「夜明けの晩に」=日本の夜明けが始まる直前の暗い時期に。

つまり、日本がアメリカの奴隷となり、一番暗い今という時期に。

3.「鶴と亀がすべった」=イエス・キリストが統治した。

4.「後ろの正面だあれ」=真後ろにいる者は誰か?

前だけを見ていては分からない。歴史の表舞台に登場した人々、今政治を動かしている表の人々だけでは日本は分からない。後ろを見なさい。物部がいるではないか、と。

 

 

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2009年6月30日

 

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