再建主義の宗教右派指導者への影響2


マーティンによれば、「何人かの主要なリーダーたちは、知的な面においてセオノミスト(再建主義者)に恩義があることを認めている。ジェリー・フォーウェルとD・ジェームズ・ケネディは再建主義者の著書を推薦した。」

「2001年に亡くなる前に、キリスト教再建主義の創始者R・J・ラッシュドゥーニーは、パット・ロバートソンの700クラブやD・ジェームズ・ケネディの番組のようなキリスト教右派のテレビ伝道プログラムに何度か出演した。」

「パット・ロバートソンは、『ドミニオン(統治)』という言葉をよく使用する。彼の著書『秘密の王国(The Secret Kingdom)』はよく引用されるが、それは、そのうちにセオノミーの教義が含まれているためである。

大統領選挙運動中に、彼は、『私が大統領になったら、クリスチャンとユダヤ人しか政府に入れない』と述べた。この言葉は、後で著作の中で述べた次の言葉とあわせて多元主義者たちの気持ちを害した。『神の家と神の民を世界の頂点の座に座らせ、彼らに相応しいリーダーシップを与えない限り、世界平和は実現しないだろう。』」

「リバイバル同盟のリーダーであり、再建主義者を主要な福音主義者と引き合わせているジェイ・グリムステッドは、次のように述べた。『私は、自分のこと[再建主義者]とは呼ばないけれども、我々の多くは、聖書は、…全歴史において、…クリスチャン、ノンクリスチャンを問わずあらゆる社会にとって、…神がお定めになった道徳の規準であるということに気づき始めている。

そのことにたまたまラッシュドゥーニーやバーンセン、ノースが早く気づいたということなのだ。』さらに次のようにも述べた。『…ジェームズ・ケネディは、必ずしも全くセオノミーに同意するわけではないが、聖書に基づいてアメリカを再建しようとする人々のうちの一人である。』」

 

 

2005年12月2日

 

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