『トワイライト』シリーズを通じて広がる悪魔の影響


今、アメリカでは、『トワイライト』シリーズが流行っているという。どうやら吸血鬼を扱ったものらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

この流行を支えているのが、『ハリーポッター』を10歳前後の時に読んだ女の子たちだという。
http://getnews.jp/archives/73456

この世代の子どもたちが大人になったころにアメリカはどうなってしまうのだろうか。

こういったオカルトものを流しているのは、人々に悪魔を抵抗なく受け入れさせるという意図がある。

吸血鬼やバンパイアは、血を吸って生きている。聖書では、血を食べてはならないという戒めがある。

血はいのちであり、いのちは神が占有すべきものだから。人間は自分の命も他人の命も、動物の命も占有できない。

我々が動物を殺して食べることができるのは、神が許しておられるからだ。

バンパイアは、その神にのみ属しているもので生きている。つまり、反逆者である。バンパイアとは反逆者の象徴だ。神に反逆するものはすなわちサタン。

トワイライトシリーズでは、バンパイアの物語がラブロマンスとして提供されている。

これは恐ろしいことだ、知らず知らずのうちに、神への反逆が子どもの心の中に入っていく。

アメリカの男性は、すでに悪魔的なロックによって若者の心が破壊されてしまった。

私もロック少年でこの大きな影響の中で青少年期を過ごしたので、その拘束力をよく知っている。

アメリカの女性は、ハリー・ポッターとトワイライトシリーズを通じて、次第に洗脳されつつある。

シリーズのシーズン2では、酒神バッカスが登場する。メナド(夢中になってしゃべる人々の意味)という女性はバッカスの弟子である。彼女は、狂ったようにしゃべり、酒宴に加わり、泥酔する。誰も彼女をコントロールできない。彼女をコントロールできるのはスーキーというテレパシーの使い手とサム(変身できる)だけだ。

血を食べることから、泥酔と無秩序へ。

キリスト教は、我々にセルフコントロールを与えてくれる。だから、酒に酔うことは、クリスチャンにとってふさわしくない。キリスト教文明とは、セルフコントロールの文明である。

トワイライトシリーズによって、アメリカ女性からセルフコントロールの力を奪い、次第にかつてのキリスト教以前の時代のゲルマンやローマの酒宴と乱交の文化に逆戻りさせようとの秘密の意図が働いているのは明らかだ。

我々は、子どもに何を見せるか何を聞かせるかに注意すべきだ。

クリスチャンホームの子供であっても、親の不注意によって悪魔の弟子に変えられることもまれではない。

 

 

2010年9月18日

 

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