民主党は国民に見切られつつある


昔学生時代に、大学のサークル棟建て替え問題で、新左翼と民生によって運動がぶち壊された経験がある。

我々にはただ、新築のサークル棟において、クラブの部室を確保するという目的しかなかった。

しかし、新左翼と民青が介入してきて、この運動を自分たちの政治運動として利用しようとした。

問題は、次第に新左翼による民青攻撃に移り、我々は蚊帳の外に置かれ、本来の部室確保の運動はどこかに消えてしまった。新左翼はサークル連合会の執行部を乗っ取り、新サークル棟占拠、機動隊導入にまで発展した。

今の民主党を見ると、どうもこの手の学生運動荒らしのように見えて仕方がない。

なんでも難癖つけて、政局に持ち込み、結局、最後はぐだぐだになって終わる。問題の本質はまるで変わっていない。

漁夫の利を得ているのは自民党だけ。

まずポリシーを持つことだろう。しっかりした政治理念を持って、首尾一貫した行動を取っていれば、国民から信用され、パフォーマンスなんかしなくても、いずれ政権交代政党として評価され、チャンスも回ってくるだろう。

なぜ民主党がパフォーマンスに走ってまともなことができないのか、と言えば、「思想」が欠落しているからだ。信念がない。

その点、小泉さんや、竹中さんには長年心に温めていた考えがあるように見える。

貫くに値する思想を持たないから、相手のミスを探して揚げ足を取ることしかできないのである。

もうそろそろ国民に見切られつつあるから注意しよう。

 

 

2006年2月1日

 

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