プレ・ミレの伝道を喜ぶ悪の勢力2


(1)
「地球最後の日」を書いたハル・リンゼイや「レフト・ビハインド」の著者ティム・ラヘイは、統一協会と関係があった(おそらく、今もある)。

http://www.millnm.net/qanda/lSIVLR0.htm

彼らは、自分達で「エキュメニカル運動」を糾弾しておきながら、エキュメニカル運動の権化である統一協会と手を結んでいた。

統一協会は世界統一政府の理念においてロックフェラーと一致していると言われるから、この近年大流行の「終末預言本」の大本の出所が、これらの世界統一政府論者である可能性がある。

つまり、世界統一政府を狙う人々が彼らに「書かせた」可能性がある。

まだ証拠が見当たらないから確実なことは言えない。しかし、これらの著者はどうしてもそのように疑わせる要素を十分に持っている。

(2)
サタンの計画は、おそらく次のようなものだろう。


世界統一政府は、文字通りバベルの塔であり、聖書に精通したクリスチャンであるならば、当然反対するだろう。

クリスチャンに反対され、祈りでもされようものなら、自分達の働きは頓挫してしまう。

祈りを防ぐには、クリスチャンの間にこれらは聖書において預言されたことで、起こることは運命なのだ、と信じさせればよい。

そうだ、サタンがこの地上の王であり、サタンの計画を妨害することは誰もできない、という教義を流行させよう。

また、黙示録とマタイ24章の大患難時代の解釈を文脈から切り離させ、これが未来に起こることであると信じさせよう。

これが世界統一政府論者の手を経由したのか、それとも、直接ハル・リンゼイやティム・ラヘイに悪霊が臨んだのかは不明だ。

しかし、世界統一政府論者らが福音派の指導者たちに積極的に働きかけ、自ら666を象徴として多用しているところを見ると、前者の可能性は十分にある。

 

 

2007年7月29日

 

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