中国に進出した台湾企業で自殺者が連続14人


台湾の企業が中国に進出したが、自殺者が連続14人もでた。

技術を教えてくれた人を殺し、あとはすべていただき。


http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jap/zgjw/2010-05-31/33108061406...

【新唐人2010年5月31日付ニュース】フォックスコン(富士康)は台湾資本で、世界最大の電子機器・コンピューターの部品メーカー。この深圳(しんせん)工場では、最近4ヶ月で12人もビルから飛び降りました。この深い闇に迫ります。

広東(かんとん)省・深圳で最大の外資企業――フォックスコン。この工場で、今年1月からわずか4ヶ月の間に、11名が飛び降り自殺を図(はか)り、9名が死亡。27日の早朝、また若い命が消えました。

報道によると、ある男性従業員が深夜、飛び降り自殺しました。

この直前、「12人目の飛び降り」と名乗る者がサイト(百度、中国国内で最大のシェアを誇る検索エンジン)に、こう記(しる)しました。「僕は12人目だ。信じなくてもいい。僕は龍華科学園(りゅうかかがくえん)にいる。27日に分かるはずだ」。また、企業の幹部も強く批判しました。

しかしその後、彼のメッセージは削除されました。

二十歳(はたち)余りのこの若者は、なぜみずから命を絶ったのでしょう?事情を知る地元の方によると、フォックスコンの給料は法律が定める最低賃金の950元です。労働時間が長く、厳しく管理される上、不満を訴えるすべもありません。

深圳の事情をよく知る人
利益は会社に搾取され、労働局に行っても、相手にしてくれません。これは実に多く。裁判所さえきちんと、処理しないかもしれない。

弱者である従業員の味方となるのが、本来、政府の役目です。しかし、企業と親密な関係にある政府は、彼らの苦しみに対処しません。自殺は追い詰められた挙句の選択でしょう。

深圳の事情をよく知る人
自殺という選択に、私は賛成しません。そんな弱くてはいけない、法律で解決すべきです。でも、大体法律は市民に不利です。

法律が有効な武器にならないとはいえ、なぜ自殺を選んだのでしょうか。環境への適応能力が低いためでしょうか。

実は、飛び降りた10人の内、9人は80年代生まれの若者です。

アメリカのトーマスジェファーソン大学の医師・楊(よう)さんは

米トーマスジェファーソン大学・医師 楊景端
環境への適応能力が低い彼らが、低収入で、重圧を受け、厳しく管理されれば、恐怖を覚えます。さらに、生活へ自信や
希望を失い、自殺するかもしれません。

8人目が飛び降りた後、フォックスコンの郭(かく)会長は、五台山(ごだいさん)の高僧(こうそう)を招き、法事(ほうじ)を行いましたが、自殺に歯止めはかかりませんでした。

米トーマスジェファーソン大学・医師 楊景端
いわゆる連鎖反応ですね。つまり、この種のことが起きると、他人も影響を受けて、真似するかもしれません。

楊さんはフォックスコンに対し、ゆったりとしたくつろげる環境と、心の病をいち早く治療する体制を作るよう、提案します。しかし、絶え間ない飛び降り自殺は「心の病」を超えて、深い社会の闇を浮き彫りにしました。大切なのは、社会の制度を根本から変えて、若者が誇りを持ってこの街で生きていけるようにすることでしょう。

 

 

2010年10月4日

 

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