神は不法の裁きを行う人間を必ず罰し給う


ある牧師が、いかなる正当な理由もなく解雇された。

こういうことができるのは、クリスチャンが神を知らないからだ。

神の裁きを知らないからだ。

もちろん、牧師側に道徳的な問題や能力の問題があれば、裁きはこない。

しかし、いかなる十分な理由がない場合、つまり、感情的な問題とか個人的な嫌悪とか、そういう問題で牧師を拒絶するならば、それはその牧師を送られたキリストを拒絶することであるから、必ず裁かれる。

直近で裁きは来ないかもしれないが、いずれいつかは裁きがくる。

長い目でみて、牧師や上司やその他自分の上に立てられた権威を拒絶する人間には、裁きが襲う。

神はこの世界を、代理者によって統治されている。

神は、直接ではなく、間接的に統治される。

人間は、神の代理者として立てられており、そのため神の御心を損なう組織には必ず裁きがくだる。

相撲協会があまりにも内部で裁きを実行してこなかったために、ついにその情報が外部に漏れて、賭博や薬に関わった人間に処分を下さざるをえなくなった。

神の裁きのときには、どんなに情報をとどめておこうとしても、絶対に漏れる。

神はロバにすら話す能力を与えられる(民数記22・22-34)。

今まで教会やクリスチャンが無法な裁きを行うのを見てきたが、彼らは、神の恐ろしさを知らないのだ。

あれだけ長い間牧会をし、長老をし、クリスチャンをしてきたのに、こんなことも知らないのか、愕然とする。

とくに裁判制度を使って人を貶める場合には、格別厳しい裁きが及ぶ。

なぜならば裁判とは、神を審判として呼び出す行為だからだ。神の御名を呼ぶ行為に等しい。


あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。主は、御名をみだりに唱える者を、罰せずにはおかない。(出エジプト記20・7)

教会の裁判にしろ、世俗の裁判にしろ、神の御名を呼び出して裁きを行う行為は、自分に恐ろしい結果が降りかかることを覚悟の上で実行すべきである。

神は不法の裁きを行う人間を必ず罰し給う。

 

 

2010年9月18日

 

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