操作する人間の常套手段


「自分のことを無力で無能だと考えている人は、独裁者を自分の支配者として選ぶ。だから、賢い独裁者は、臣下が『自分は無力で無能だ』と考えるようにたえず仕向けるのである。」(作家フランク・ハーバート)

誰かに仕事を任せ、しかも、その人に高い給料を支払いたくない場合、一番効果的なのは、相手の仕事をけなして、相手が自分のことを未熟で無能な人間であると考えるように仕向けることである。

これは、人を自分の利益のために操作しようとする人の常套手段である。

サタンも同じことをする。

サタンはディスペンセーショナリズムを通じて、クリスチャンに「おまえは無力で無能だ。」と信じ込ませてきた。

聖書は「あなたがたは王である祭司である」と述べているのに、クリスチャンはサタンの言葉のほうを信じてきた。

ディスペンセーショナリズム以後、サタンは、この地上を荒らしまわった。

2度にわたる帝国主義世界大戦争。核兵器。ポルノグラフィー。大虐殺。共産主義。・・・

我々のもとにきて、「おまえは無力で無能だ。役立たずだ。」という人間が登場したら、サタンの回し者であるという可能性は高い。

彼の背後の意図を探るべきだ。彼は自分を操作しようとしているのでは、と疑うべきだ。

 

 

2006年11月7日

 

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