神は世界の回復の過程で日本に偉大な使命を与えておられる


今、神は、我々を通じて、以下のことを伝えようとしておられると考える。

(1)神の国は進展し、サタンの勢力に対して勝利する。
(2)神の法が社会を支配しなければならない。
(3)日本と日本人は世界の回復の過程の中で特別な使命を負っている。

(1)と(2)は、アメリカの再建主義者も言っていることである。私は、1986年にアメリカに行って、ラッシュドゥーニーの著書と出会い、このことを日本において伝えるという使命を与えられた。

(3)については、1994年まで私の中に意識はなかった。

このことについて考えるように導かれたのは、K氏という友人と1990年に出会ったことによる。

K氏(66歳)は、50歳の時に、あるきっかけで自分の先祖日下部氏が建てた真名井神社(京都府)に行き、そこでダビデの星(六芒星)が載っている石碑と出会い、自分の先祖がユダヤ人であると気付いた。

http://millnm.8m.com/phileo/

同行した熱心な仏教徒のお母さんが、自分の先祖がユダヤ人なら、私もその神を拝むと言ってクリスチャンになった。

この話を聞いたときに、私は、それほど強い印象を受けなかった。しかし、2度目に話を聞いて、その旅行記http://millnm.8m.com/phileo/kusakabe/
を読むうちに、「これは大変なことだ!」と気付いた。(*)

しかし、しばらくの間、日猶同祖論を確信するまでには至らなかったが、ある時、ふらっと立ち寄った古本屋でマービン・トケイヤー氏の本を読んで、古代日本とユダヤの関係がけっして荒唐無稽なものではなく、歴史的に十分に立証できると確信した。

また、真名井神社(籠神社)の神主が、K氏の体験を信じ、なおかつ、自分の先祖がユダヤ人であると語ったときいて確信を強めた。

さらに、飛鳥昭雄氏の著書において、籠神社と真名井神社が日本の神社の中で格別に重要な位置にあるということ、そして、八咫烏が、「籠神社と伊雑宮は阿吽(つまり、アルファとオメガ)の関係にある」と証言した、書いているのを読んで、完全な確信を得た。(**)

K氏が真名井神社に行った当時、この神社を知る人々は非常に少なかった。しかし、今や、様々な書物で取り上げられるようになったこともあり、参拝者も増えたと言う。

もし真名井神社におけるK氏の体験が個人の思い込みでしかなければ、今日このように話題に挙げられることがあるだろうか。人々の関心が集まるだろうか。

やはり、彼の体験は、神がお与えになった奇蹟の体験だった。

神は明らかに、日本を再生させようとしておられる。

これだけ偶然の一致を見せ付けられれば、そうとしか考えられないのだ。


(*)
K氏が真名井神社に行ったのは、1988年で、ちょうど昭和から平成に移り変わる年であった。

その年、私も神学校を卒業して、牧師として牧会を始めた年であった。

K氏と私は、非常に不思議なくらいに同じ時期に同じような体験をしている。

私が神と本格的に出会った年(1976年3月)に、彼も神と出会っている。

場所も、私が埼玉県新座市で、彼は隣の東京都清瀬市であった。

彼の奥さんは19歳の時に洗礼を受けたクリスチャンだったが、彼自身は神の存在も認めない無神論者だった。

クリスチャンの奥さんと仏教徒のお母さんの板ばさみになり、「離婚もやむなし」のぎりぎりの状況に追い詰められた時に、心の中で「真理とはなんですか!」と叫んだ。

たまたま出席した教会の礼拝の説教で、牧師が「キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。」(ピリピ2・6-7)を読んだ時に、突然雷に打たれたような衝撃を受け、涙が滂沱となって流れた。

「真理とはイエス・キリストのことだったのか!」と分かった。

ちょうどその頃、私は大学受験で上京していて、新座の親戚の家に泊まり、たまたま開いた聖書を読んで「ここには真理が記されている!」と分かった。

K氏は、もとジャズバンドマンだったが、カラオケの流行とともに仕事がなくなり、1983年から車の修理の仕事を始めた。

私も大学を卒業して1982年に会社に入った。

私とK氏は年こそ20歳も離れているが、信仰の内容は実に細部にいたるまで共通の理解を持っている。

今体験している試練の内容までそっくり同じであり、ほとんどすべてのことが同時並行で進んでいるといえるほどである。

(**)
籠神社と伊雑宮を結ぶ直線の上に伊勢神宮の内宮と外宮がある。

内宮と外宮と伊雑宮の位置関係は、エジプトの3大ピラミッドと同様に、オリオン星座の中心の3つの星と対応している。

ただし、エジプトのピラミッドの方向がオリオン星座の3つの星の方向と同じように、南西から北東に向かっているのに対して、籠神社と伊雑宮を結ぶ直線は北西から南東に向かっている。

八咫烏は、それは「あわせ鏡」なのだ、という。

つまり、エジプトと日本は対称の関係にあるのだと。

私はこの話を読んで、かつてから考えていた、「日本は裏イスラエルまたは女性イスラエルである」との確信を強めた。

 

 

2004年10月12日

 

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