民主党に残された道


民主党の決定的な間違いは、いまだに社会主義の政策に固執しているところだ。

自民党が社会主義政策から脱皮しようとしており、国民もそれを支持しているのが明らかなのだから、民主党が次期政権をとりたいならば、自民党の二番煎じをやっても仕方がないだろう。

民主党が生き残れるただ一つの道は、「ラジカルな反社会主義」である。

つまり、「自民党は生ぬるい!改革を徹底しろ!」とブチあげることだ。

それを、郵政民営化反対とやったものだから、国民から頼りないと思われた。

そのトップの中に市民運動家や労働運動家、国連中心主義者がいる以上、もう期待できないのかもしれない。

今の時代、生き残ることができる政治家と生き残れない政治家の差は、「教養の差」である。

利益誘導なんぞ角栄の時代の手法は通用しない。国家の健全な存立に関して、歴史を調べ、深い見識を身につけることだ。

 

 

2005年11月21日

 

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