甘やかす親は子供が憑依されるのを手助けしている


小学生が小学生を殺すという異常な事件の背後に、また極悪ビデオの影響があった。

犯行を犯した女の子は、中学生同士が殺しあうバトルロワイヤルという映画を見ていたとTVが報道していた。極悪ビデオに影響されたのは、神戸の酒鬼薔薇と同じである。

神戸の場合も、今回の場合も、親には知恵が欠けていた。

子供に悪い物を見せてはならないのだ。

なぜならば、批判力のない子供は容易に極端な考えに影響されるからだ。

大人だって影響を受けるのだから、そういうものを見てはならないはず。ならば、子供はなおさらだ。

現代人は霊の恐ろしさを知らない。

罪は、人間の心に悪霊が出入りできる入り口を広げる働きがある。

「自分の心を制することができない人は、城壁のない、打ちこわされた町のようだ。」(箴言25・28)

自分に甘くすると、城壁はどんどん小さくなり、悪霊は簡単に出入りできるようになる。

子供が何を見、何を聴き、何を読んでいるかに気を使わない愚かな親は、子供の心の城壁を壊すのを手伝い、悪霊に憑依されるのを手伝っているのだ。

 

 

2004年6月6日

 

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