シオニズム運動はイエスの時代からあった
「ディアスポラの後の帰還欲求と近代シオニズムとを混同して論じるべきでないことはあなたもお分かりでしょう。」
ディアスポラから帰還した人々は、バビロン思想を持ち帰って、その思想と聖書のメシア思想が合体し、「異邦人の帝国から救済し、南北朝イスラエルを統一し、アブラハム契約で約束された大イスラエルを実現し、世界を支配する政治的メシアの到来」を期待するようになった。
パリサイ人や熱心党と呼ばれる人々がイエスの時代にこのようなメシア観をもって人々を指導していましたね。
彼らは対ローマ戦争で最終的にマサダの要塞で玉砕するわけですが、現在のイスラエル国が英雄として崇めているのはこの「マサダの戦士」なんですよ。
シオニズムが作り上げたイスラエルという国の国旗の2本の線は、アブラハム契約において約束された大イスラエルの境界線であるナイル河とユーフラテス河を意味します。
シオニズムをひっぱっているのは現在でもパリサイ人であり、このパリサイ人が運営しているルバビッチ運動こそが、トランプの父親をニューヨークの不動産王にしたと言われています。
ルバビッチ運動の別名は「バアルのパリサイ太陽神崇拝団のバビロニアン・タルムード大祭司たち」ですから。
シオニズム運動は、イエスの時代から連綿と続いている運動であって、本質はまったく変わらないのですね。
これに関しては、反論があれば、ご自身で調べてください。では、これで失礼しますね。
2016年12月13日
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