教会のシオニスト化6 by エドワード・ヘンドリー


(1)

多くの研究者によると、イルミナティのトップに君臨し、秘密結社の総元締めとなっているのは、『シオンの小修道院(Priory of Sion)』というユダヤ人の組織である。

これを設立したのは、ベネチア・オリガルキーであるメディチ家と
メロヴィング血族(ローレイン家、ガイズ家、スフォルザス家、エステ家、ゴンザガ家、聖クレア家(シンクレア家))である。

しかし、この組織の性格があまりにもオープンなことから、それは単なる宗教団体の名を借りた隠れ蓑ではないかと言われている。

その背後で真に世界を支配しているのは『シオンの長老(The Learned Elders of Zion)』である。

ユダヤ人が支配しているインターネット百科事典Wikipediaには、シオンの小修道院のエントリはあるが、シオンの長老はない(2010年2月15日現在)。

『シオンの長老の議定書』は非常に有名であるため、Wikipediaも触れざるを得ないが、シオンの長老については沈黙しているということだろう。

世界のトップに君臨するイルミナティのさらにそのトップに、シオンの長老がある。

実質、サタンの直属としてシオンの長老があるとみてよいだろう。

それゆえ、この組織は、極秘中の極秘である。

(Barbara Aho, Mystery, Babylon the Great - Catholic or Jewish?, Watch Unto Prayer, at http://watch.pair.com/mystery-babylon.html (last visited on February 8, 2010))

『シオンの長老の議定書(シオン議定書)』には、シオンの長老の世界支配の計画が記されている。

これは、1879年スイスのバーゼルで開かれた国際ユダヤ会議で策定されたが、実はすでにかなり昔から存在していた計画の確認であった。

シオニストは、世界支配を進めるにあたり、この議定書を利用している。

(2)

ヒトラーの台頭の背後には、黒幕としてこのシオンの長老がいた。

ヒトラーは、シオンの長老の計画にしたがって、ユダヤ人を迫害した。

それは、ユダヤ人をヨーロッパからパレスチナに移住させるためであった。

ユダヤ人はローマ・カトリックに潜入する際に、名前を変え、宗旨替えをしたが、タルムードとカバラの教えを密かに信じ続けた。

このようなユダヤ人の二重性は、第二次世界大戦時における秘密の邪悪な活動のうちに見ることができる。

ハインリヒ・ヒムラーやジョセフ・ゲッベルス、アドルフ・ヒトラーはみなユダヤ人である。

彼らは、ローマ・カトリック教徒でもあった。

ヒムラーは、SSをイエズス会の組織を真似て編成した。元ドイツ防諜局長ウォルター・シェレンバークは次のように述べた。


ヒムラーは、SSをイエズス会の原則に基づいて組織化した。イグナチウス・デ・ロヨラが作ったイエズス会の規則と霊的実践を、ヒムラーは正確に真似ようとした。
(EDMOND PARIS, CONVERT OR DIE!, Chick Publications)

アドルフ・ヒトラー曰く「ヒムラーは、われわれのイグナチウス・デ・ロヨラである」。
(EDMOND PARIS, THE SECRET HISTORY OF THE JESUITS, Chick Publications, p.167, 1975)

ヒムラーは、「SSの総統(Reichsfuhrer SS)」であったが、この肩書きは、イエズス会の「総裁(General)」と同等になるように案出されたものである。

彼はさらに、ドイツの秘密警察ゲシュタポの総監であった。

イエズス会総裁カウント・ハルケ・フォン・レドコウスキは、SSの中央保安部の中に特殊部隊を設立した。その主要な役職のほとんどは、ローマ・カトリックの司祭に占められていた。彼らは、SSの制服である黒シャツを着ていた。

ハインリヒ・ヒムラーの叔父にあたるイエズス会司祭が、この特殊部隊の隊長になった。
(EDMOND PARIS, THE SECRET HISTORY OF THE JESUITS, Chick Publications, p.168, 1975)

教皇の秘密の執事であり、ドイツとヴァチカンの政教条約の立役者であった元ドイツ首相フランツ・フォン・パペン曰く「第三帝国は、教皇制の高度な原理を認めるだけではなく、実践もする最初の世界権力である」。

(EDMOND PARIS, THE SECRET HISTORY OF THE JESUITS, Chick Publications, p.
165, 1975.)

ルドルフ・ヘス、ヘルマン・ゲーリンク元帥、グレゴル・シュトラッサー、アルフレッド・ローゼンバーク、ハンス・フランク、フォン・リッペントロップ、SS総隊長ラインハルド・ハイドリッヒ、ヒトラーの銀行家リッター・フォン・シュトラウスとフォン・シュタイン、ヒトラーの最高位の高官たち及びその部下たちの大多数は、ユダヤ人であった。

第三帝国は、教皇制をモデルとして作られ、ユダヤ人によって支配されていた。それは、ローマ・カトリックと同様である。

ナチスは、シオニスト・ユダヤ人と秘密協定を結び、ユダヤ人をヨーロッパからパレスチナに移住させる計画を立てた。

ヘンネケ・カルデルは著書Adolph Hitler: Founder of Israel(アドルフ・ヒトラー:イスラエル建国者)において次のように述べた。

ハイドリヒのゲシュタポとパレスチナ・ユダヤ人自衛同盟武装ハガナの間に存在していた協力は、アイヒマンがそれを公にしなければ実現しなかっただろう。…ハガナの指導者は、ポーランド生まれのファイヴェル・ポルケスであり、…アドルフ・アイヒマンは、彼と動物園の近くのワイン・レストラン『トラウベ(グレープ)』において会った。これらの2人のユダヤ人は、互いに兄弟の契りを交わした。地下活動家であったポルケスは、アイヒマンから書面で「ドイツのユダヤ人団体は、ドイツを離れる人々にパレスチナに移住するように圧力をかけるだろう。この政策は、…ゲシュタポによって実行されるだろう」との確約を得た。

(DONN DE GRAND PRE, BARBARIANS INSIDE THE GATES, THE BLACK BOOK OF BOLSHEVISM, p. 149 (2000) (quoting HENNEKE KARDEL, ADOLPH HITLER: FOUNDER OF ISRAEL (1997)).)

シオニストの夢は、エルサレムを世界の首都にし、ユダヤ人が世界政府を実現することである。

そのためには、ユダヤ人をパレスチナに移住させなければならない。ヨーロッパで心地よく暮らしていたユダヤ人をパレスチナに移住させるには、迫害が必要であった。

ナチスの迫害と、他の政府によるユダヤ人拒絶は、このためであった。

フランクリン・ルーズベルトの75人の諮問官のうち52人がユダヤ人であり、ルーズベルト自身もユダヤ人であった。

ルーズベルトの祖先は、1682年に移民してきたクラエス・マルテンゼン・ヴァン・ロゼンヴェルトとジャネッテ・サムエルというユダヤ人である。ニューヨークタイムズ紙は、1935年3月14日、その祖先をユダヤ人クラエス・マルテンゼン・ヴァン・ルーズベルトと紹介した。

(DONN DE GRAND PRE, BARBARIANS INSIDE THE GATES, THE BLACK BOOK OF BOLSHEVISM, p. 90 (2000).)

シオニストであるルーズベルトは、ユダヤ人をパレスチナに移住させるために、米国への移民を妨害した。

もしユダヤ人に米国への移民を許すならば、ユダヤ人は必ずイスラエルよりも米国を選ぶだろう。

(3)

ユダヤ人は、ユダヤであることを隠すために異邦人のフロント組織を利用する。

ローマ・カトリックとフリーメイソンはその例である。

シオン議定書の中でシオンの長老は「われわれは、『ニュー・ワールド・オーダー』の計画への関わりを隠すために、フリーメイソンを隠れ蓑として利用してきた」と述べた。

(Des Griffin, Fourth Reich of the Rich, p. 216 (1993).)

外面的には、異邦人による秘密結社のように見えるが、フリーメイソンは、ユダヤ人の組織である。

(4)

シオン議定書は偽書ではない。

なぜならば、1917年ボルシェビキによるロシア革命が起こると、すぐにシオン議定書を含むセルギウス・A・ニルスの著書The Great Within the Smallをすべて廃棄処分せよとの命令が下ったからだ。

ニルス教授はキエフで、ソ連の秘密警察チェーカーに逮捕され、投獄され、拷問を受けた。

ユダヤ人の裁判長は彼に「あなたが受けた手荒な扱いは、『シオン議定書を出版して計り知れない害を与えたこと』に対する報復である」と言った。

ニルスは、1929年1月13日にヴラジミル地区に亡命し、当地で死亡した。

1921年2月17日のインタビューの中で自動車王ヘンリー・フォードは議定書についてこう述べた。

「議定書について言いたいのは、ただ『現状と一致している』ということだけだ。16年経っているが、今までの世界情勢とぴったりマッチしている。」

(The International Jew, the World's Foremost Problem, Compiled from articles published by the Ford Motor Company in the Dearborn Independent from 1920-1922, available at http://www.biblebelievers.org.au/intern_jew.htm (last visited on November 29, 2010).)

(5)

世界を実質的に動かしている勢力は、シオンの長老である。

ローマ・カトリック、ソ連、アメリカ、ナチス、フリーメイソンは、彼らの隠れ蓑に過ぎない。

われわれの攻撃目標は、これらのフロント機関の背後の背後に隠れているシオンの長老である。

 

 

2015年6月1日



ツイート

 

 ホーム

 



robcorp@millnm.net